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【大船】お子様の歯並びには口呼吸も影響あり！呼吸状態を確認できる歯医者がおすすめ
こんにちは。
大船駅徒歩3分の歯医者【HIKARI矯正歯科クリニック】です。
お子様がポカンとお口を開けていることが多いのが、気になっていませんか。
お口を閉じるように声をかけても、気づくとお口が開いて口呼吸をしてしまっているお子様も多いのではないでしょうか。
じつは口呼吸を続けていると、舌や唇の筋肉のバランスが崩れ、正しい位置で歯が成長することができず、歯並びにも影響を及ぼします。
今回は、「口呼吸と歯並びの関係」と、「口呼吸が歯並びや身体の健康に及ぼす影響」、「お子様の口呼吸が気になったときに、どのような歯医者に相談したらよいのか」について解説します。
口呼吸は何が悪いの？持続すると歯並びにも影響あり
本来の呼吸法は、鼻で息をする「鼻呼吸」です。
しかし、風邪やアレルギー性鼻炎、花粉症などで鼻づまりが起きると「鼻呼吸」ができなくなり、「口呼吸」になってしまいます。
2019年の調査ではアレルギー性鼻炎や花粉症の人の割合は、1998年と比べて約20％、2008年と比べて約10％アップし、増加傾向にあることがわかっています。
（参照：鼻アレルギーの全国疫学調査2019（1998年，2008年との比較）: 速報 ―耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として― P3より） >
アレルギー性鼻炎や花粉症のお子様が増えているため、口呼吸になっているお子様も増えていると考えられます。
それでは、口呼吸はどのように歯並びに影響するのでしょうか？
口呼吸では舌の位置が下がってしまう
口呼吸をしていると、舌が自然と下がってしまいます。
舌は本来、上顎の前歯の裏側にあるくぼみに、舌先がついた状態でおさまっているものです。
口呼吸で舌が下がり、お口周りの筋肉の力も落ちてしまうと、内側へ押す力と、外側へ押す力のバランスが崩れ、歯並びにも影響を及ぼします。
また、舌の位置が下がっていると、舌の力がいつも下顎に加わった状態なので、下顎前突（下の歯が上の歯よりも前に出てしまう）になる可能性があります。
口呼吸では常にお口があいた状態で、上下の唇が閉じず、外側からの力がかかりません。
そのため歯や顎が前へ出てしまい、上顎前突（上の前歯が下の前歯よりも前方に突出している）になるリスクもあります。
口呼吸では、顎の位置も常に下がっているので、顎の成長に影響があり、顎と歯のバランスが崩れ、歯並びが崩れる原因になります。
鼻呼吸に戻れば口まわりの筋肉のバランスがとれる
鼻呼吸でお口を閉じた状態になると、お口周りの筋肉や頬の筋肉によって歯の内側に力がかかり、舌からは歯を外側に押す力がかかります。
このように鼻呼吸では、唇のまわりや頬・顎などの筋肉のバランスがとれるので、上顎の歯列がうまく広がって健やかな成長につながるのです。
口呼吸は身体の健康にも影響あり
口呼吸は、歯並び以外にも、以下のような影響があります。
・お口の中が乾燥し、唾液の量が減る
・ウイルスや細菌、ほこりなどが直接体内に入り込む
口呼吸をしていると、お口を常に開けているため、口の中が乾燥して唾液の量が減ってしまいがちです。
唾液には細菌の繁殖を抑える役割がありますので、口呼吸をすることで唾液が減ったお口の中は細菌が増えてしまい、むし歯や歯周病のリスクが上がります。
また、口呼吸では、ウイルスや細菌、ほこりなどが直接体内に入ります。
鼻には、細菌やウイルス、ホコリなどが体内へ入り込まないようにするフィルターの役割がありますが、口呼吸ではそのまま細菌などが入る可能性が高くなってしまうのです。
そのため、細菌やウイルス、ホコリなどがのどの粘膜を直接刺激し、感染症にかかるリスクを高めます。
お子様の口呼吸が気になったら呼吸状態を精査できる歯医者へ
歯並びに影響する口呼吸の改善には、鼻づまりの解消以外に、お口周りの筋肉の働きや舌を正しい位置に促す目的があります。
お口周りの筋肉の働きや舌を正しい位置に促すためには、機能的矯正装置を使って矯正治療を始めることができます。
※機能的矯正装置は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
お子様の口呼吸について相談するなら、呼吸や気道の状態を確認し、口呼吸の改善が必要か判断できる歯医者がおすすめです。
HIKARI矯正歯科デンタルクリニックでは、気道を確認するための歯科用パノラマCT複合機や、鼻の通りやすさや詰まりの程度を調べられる鼻腔通気計などを使い、呼吸機能も含めた総合的な矯正治療に取り組んでいます。
JR横須賀線・湘南新宿ライン「大船駅」から徒歩3分、提携のコインパーキングがあり、土日も診療していますので、ご都合のよい日にご予約ください（2023年9月現在）。