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小児矯正中の歯磨きはとても大切!歯ブラシの選び方やブラッシング方法を紹介
こんにちは。
大船駅徒歩3分の歯医者【HIKARI矯正歯科クリニック】です。
お子様が矯正装置をつけている治療期間中に困ることといえば、歯磨きですね。
矯正装置がついているので、どう磨けばいいのかわからない、という方もいらっしゃることでしょう。
今回は「矯正中に歯磨きが大切な理由」と、「適切な歯ブラシや補助的な道具の選び方、ブラッシング方法」についてお話しします。
矯正中のお子様の歯はむし歯になりやすい!適切な歯磨きが大切
矯正中に「取り外しのできない矯正装置」をつける場合があります。
矯正装置と歯の間など、歯ブラシが届きにくい場所ができます。
そこに食べかすなどが詰まりやすくなるため、むし歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
矯正中の歯磨きは、食べかすをとるだけでなく、歯の表面や矯正装置と歯のすき間についた細菌を落とすことが目的です。
適切な歯ブラシを選び、ブラッシング方法のポイントをおさえることで、むし歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
矯正中の歯ブラシや道具の選び方とブラッシング方法
取り外しできない矯正装置の場合、歯磨きしずらいため、ヘッドの小さい歯ブラシを選ぶとよいでしょう。
矯正中は、装置の上から磨くため、歯ブラシの毛先の痛みが早くなります。
こまめに歯ブラシを取り替えましょう。
歯ブラシの他、以下のような補助清掃用具を使うのもおすすめです。
・デンタルフロス
・歯間ブラシ
・タフトブラシ
デンタルフロスは、歯と歯の狭いすき間の食べかすを取り除くことができます。
歯間ブラシは、矯正装置周りやワイヤー下を磨くのに使いやすくて便利です。
タフトブラシは、歯の凸凹や、歯間、矯正装置のまわりなど、普通の歯ブラシで届かない部分を磨くことができます。
フッ素入り歯磨きペーストの使用も、むし歯予防に効果的です。
むし歯予防効果は24%と報告されています。
(参照:厚生労働省 e‐ヘルスネット フッ化物配合歯磨剤より) >
矯正中のブラッシングの5つのポイント
1.細かく振動させるように磨く
汚れのつきやすい矯正装置の周りは、装置に対して斜め上から、正面から、斜め下からと分けて磨きます。
細かく振動させるように磨くのがおすすめです。
2.矯正装置と歯の間や小さな溝に当てて磨く
左右から歯ブラシを当てたり、ワイヤーと歯の間や矯正装置の小さな溝に当てたりして磨きましょう。
矯正装置と歯の間や小さな溝は、食べかすや汚れがたまりやすい部分のため、かきだすように磨きます。
3.手鏡を使って歯磨きをする
手鏡を使うことで、歯間や矯正装置のすき間、奥歯など、すみずみまで歯ブラシがしっかり届いているか確認して磨くことができます。
4.歯磨き粉の量は少なめで
歯磨き粉はつけすぎると泡だらけになってしまい、お口の中が見えにくくなってしまいます。
きちんと磨けているか確認するためにも、歯磨き粉は少なめにしましょう。
5.ブクブクうがいをしっかりする
歯磨きの前にブクブクうがいをすると、大きな食べかすを取り除くことができます。
細かい部分にしっかりアプローチするためにも、うがいで大きな汚れは取り除いておくとよいですね。
お子様の矯正治療中は歯磨き指導も行います
矯正中、どのようにお子様の歯磨きを行ったらよいか、不安な保護者の方も多いでしょう。
大船にある【HIKARI矯正歯科クリニック】は、矯正治療が専門で、小児矯正も行っているため、多くのお子様が磨きにくく汚れが残りやすい部分なども把握しています。矯正治療の通院中に、矯正装置の調整だけでなく歯磨き指導やクリーニングも行っています。
当院は、JR横須賀線・湘南新宿ライン「大船駅」から徒歩3分のところにあります。
お車でご来院の方には、コインパーキングの無料券をお渡ししております。
土日も診療(2023年10月現在)していますので、ご都合のよい日にご予約ください。